株式会社エイジング

Aging Co.,Ltd.

熟肉の製造加工、食品の製造

美味しい豚肉を届けたい

豚肉の魅力は、肉自体にあまり癖が無くどの様な料理にも合わせやすい。
また、栄養価も高くタンパク質、ビタミン、鉄分などを多く含み、疲労回復や免疫力を高める効果があります。

その一方で、豚肉にネガティブな印象がある事も事実です。
豚肉の脂肪酸の一種が酸化しやすく、独特な臭いが出ることがあります。
また脂肪が多いことで、その脂がしつこく感じてしまう事もあります。

この様な豚肉に感じる苦手要素を取り除き、いつでも美味しい豚肉を届けたい。
この思いからエイジングはスタートしました。

エイジングの豚肉熟成技術とは

about pork aging

素材(豚肉)の還元と冬眠熟成

エイジングの熟成技術の特徴は、生きていた状態から水と栄養素を断たれた素材に変わった豚肉に、 水と各種ミネラルを補給(還元)します。
細胞のバランスを正常に保ち、より良い鮮度の素材に変化させてから熟成を行います。

独自技術による熟成

また一般的な菌の力を利用した熟成とは違い、エイジングでは天然のミネラル成分で素材の還元から、熟成まで行います。
その為、仕上がりの熟成肉は綺麗な状態を保ち豚肉特有の嫌な臭いも全くありません。

おいしくなる秘密

さらに、適切に管理された環境下(熟成庫)で豚肉を管理(冬眠)することで豚肉の防衛本能を刺激し、凍らまいとして不凍液を作り出します。
この不凍液の成分が『アミノ酸』や『糖』であり、旨味成分が増えて豚肉の美味しさが増します。

エイジングの熟成豚肉の特徴

POINT 1

熟成とは

熟成とは、肉の持っている酵素の反応でタンパク質を壊し、壊れたタンパク質の構造から、細胞内の油脂分が出る事を指しています。
この反応で肉が柔らかくなり、旨味(アミノ酸)が増して、脂の融点が下がるといった効果が得られます。

POINT 2

酵素の果たす役割

熟成に必要不可欠な酵素とは、生体で起こる化学反応に対し、触媒として機能する分子です。
物質を変化させて利用するのに欠かせない物と言えます。

POINT 3

糖がポイント

また、旨味を出すには「糖をどう作り出し、糖をどう蓄えるか」がポイントとなります。
刺激(冬眠熟成)を与えられた豚肉は、ホルモンの分泌をシグナルとして、糖以外の物質(不凍液)からブドウ糖を生産し蓄えます。

Conclusion

結論

エイジングでは、これらのメカニズムで豚肉を管理することでミネラルの力で豚肉を還元。 豚肉のもつ酵素の力で熟成を促します。
この様にして生まれた『エイジングの熟成豚』は、素材を還元する事で豚肉特有の臭いが無く、 熟成によって柔らかくなった豚肉は融点が低くサラリとした食感には、豚肉の脂のしつこさもありません。
また冬眠熟成により、豚肉の旨味はより引き立てられます。

製品のご紹介

熟成豚肉(カット肉)

エイジング独自の技術「冬眠熟成方式」で旨味を引き出した熟成豚肉を直接味わうことができるカット肉です。

エイジングの技術で、素材の状態から考えじっくり熟成された豚肉はしっとりと柔らかく、臭いはなく、くちどけもあっさりで、トンカツはもちろん、ソテーや味噌漬けなど、あらゆるお料理でお楽しみいただけます。

熟成豚肉のロールキャベツ

エイジング独自の技術「冬眠熟成方式」で旨味を引き出した熟成豚肉を贅沢に使ったロールキャベツです。

1つ1つ手作業でつくり、ロールキャベツは長時間丁寧に炊き込んでおります。

熟成豚肉のメンチカツ

エイジング独自の技術「冬眠熟成方式」で旨味を引き出した熟成豚肉を贅沢に使ったメンチカツです。

じっくりコトコト煮込んだロールキャベツのオリジナルソースは、〆にご飯を入れてリゾット風に、少し煮詰めてメンチカツのソースにとぜひお楽しみください。

よくあるご質問(FAQ)

Q:熟成豚肉とは何ですか?

A:熟成豚肉とは、豚肉を屠畜・処理した後、一定の温度・湿度・時間のもとで「肉そのものがもつ酵素反応」や「ミネラル補給・調整」などの工程を経て、旨味・柔らかさ・風味を引き出した豚肉を指します。たとえば、一般的な豚肉が「新鮮さ」重視で流通するのに対し、熟成豚肉はその後の管理によって味わいや食感を高めています。

弊社では、生きていた状態から水分・栄養を断った素材に「還元処理」を施したうえで冬眠状態に近い熟成工程を実践しています。

Q:通常の豚肉と熟成豚肉の違いは何ですか?

A:通常の豚肉は「処理後すぐに出荷・調理」されることが多く、味・食感共に「フレッシュな素材」として価値があります。一方、熟成豚肉では以下のような違いが出ます。

  • 筋繊維や結合組織が酵素により分解され、柔らかさが向上します。
  • 水分が適度に抜けたり成分が凝縮されたりして、旨味・コク・風味が深まります。
  • 臭みの原因になりやすい脂や酸化を管理することで、食べやすく、上品な豚肉になります。

つまり、熟成豚肉は「素材の良さをそのまま活かしながら、さらに食べごたえ・味わいを増す」プロセスを経ています。

Q:なぜ豚肉を熟成するのですか?どんなメリットがありますか?

A:豚肉を熟成する主な目的・メリットは次の通りです。

  • 柔らかさの向上:酵素作用によって筋繊維・結合組織が分解され、食感が滑らかになります。
  • 風味の深化・旨味アップ:水分の蒸発や成分変化、酵素反応などにより、「コク・旨味」が強まります。
  • 臭みの軽減・食べやすさ向上:脂肪酸の酸化や不快な臭味の原因を低減する管理が熟成工程で可能になります。
  • 料理適正の向上:加熱時の焼き上がりやソテー時のジューシーさなど、料理として扱った時の満足度が高くなります。

弊社では「冬眠熟成方式」という独自技術で、これらを実現しています。

Q:熟成する時間はどれくらいですか?また長ければ良いというわけではないですか?

A:熟成時間は肉の部位・加工方法・温度・湿度などで最適値が変わります。長くすれば良いというわけではありません。長すぎると水分が過度に抜けてしまったり、風味が過度に変化したり、歩留まり(販売可能重量)が下がることがあります。

弊社では適切な熟成日数と温湿度を管理し、「香り・旨味・柔らかさ」が最適化されるタイミングで出荷しています。

Q:熟成中の豚肉は安全ですか?食べても大丈夫なのでしょうか?

A:はい。適切に管理された熟成豚肉は安心してお召し上がりいただけます。例えば、EU食品安全機関(EFSA)は「適切な条件下で熟成された肉は、通常の肉と比べて危険性が高いという証拠はない」としています。

弊社では、温度管理(0〜4℃)、湿度管理、衛生的な処理環境を確保し、熟成庫・加工場ともに食品衛生管理を徹底しています。

Q:熟成豚肉の保存・保管方法はどうすれば良いですか?

A:冷蔵・冷凍保管時には、次の点にご注意ください。

  • 冷蔵保存の場合は4℃以下、できるだけ0〜2℃近くの冷蔵庫にて平らに保管ください。
  • 冷凍保存の場合は-18℃以下で保存、解凍時は冷蔵解凍を推奨します。
  • 開封後はできるだけ早めに(24〜48時間以内)お召し上がりください。

弊社熟成豚肉は、出荷時点で鮮度・衛生管理を行っており、適切に保管していただくことでその旨味・品質を維持できます。

Q:熟成豚肉を美味しく調理するコツはありますか?(焼き方・温度・下ごしらえなど)

A:熟成豚肉をおいしく調理するためのポイントは次の通りです。

  • 調理前に冷蔵庫から取り出し、室温に少し置いてから調理始めるとムラなく火が入ります。
  • 強めの加熱(高温で表面を焼き固める)→中火~弱火でゆっくり中心まで熱を通す、という2段階加熱がおすすめです。
  • 内部の中心温度は約63〜70℃あたりが理想。加熱後は数分休ませて肉汁を内部に戻すとジューシーさが出ます。
  • シンプルな味付け(塩・胡椒)で素材の風味を活かすと、熟成による旨味がより引き立ちます。

上記を守ることで、弊社の熟成豚肉ならではの「しっとり柔らかく、香り高い」仕上がりをより実感いただけます。

Q:熟成豚肉は価格が高くなりますか?なぜその分コストがかかるのですか?

A:はい。一般の豚肉より熟成豚肉の価格が高めになります。その理由は次の通りです。

  • 熟成期間中、肉は水分を蒸発させたり、重量が減少したりして歩留まりが落ちます。
  • 温度・湿度・衛生管理・設備維持など、熟成専用の環境構築および運用コストがかかります。
  • 熟成によって付加価値(風味・食感・香り)が増すため、付加価値分が価格に反映されます。

弊社では「冬眠熟成方式」という技術による追加処理と検査を行っており、その分コストがかかっていますが、それによって得られる「上質な味わい・安心品質」を提供しています。

各種お問い合わせは、aging-contact(アット)tix2002.com までメールにてご連絡ください。
※ (アット)の部分を @ に置き換えて送信してください。
担当が内容を確認し、3営業日以内を目安にご返信いたします。